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第1回長距離遠征(盛岡市動物公園)報告

  • ossan-arrow
  • 2016年2月15日
  • 読了時間: 2分

去る2月13日、盛岡市動物公園の冬の臨時開園(13・14日)に合わせて記念すべき第1回カワウソ長距離遠征が行われました! 初めての雪ウソに会員一同興奮冷めやらぬ中ですが、そのご報告をさせて頂きたいと思います!

集合は午前8時50分、盛岡駅の新幹線北改札口。今回は新幹線や夜行バスなど、思い思いの手段で現地集合という形になりました。そこから動物公園へ向かうのですが、冬期はバスが運行されていないため、タクシー等で移動するしか方法がありません。なお、入園料は臨時開園に限り無料となっています。

さて、盛岡市動物公園で飼育されているのは、全国でも盛岡市動物公園と釧路市動物園にしかいないカナダカワウソ! ここではメスのカエデ(三代目)が暮らしています。

「三代目」と書いたのは、ここのカナダカワウソが襲名制になっているからで、オスはカンタ(二代目は死亡)、メスはカエデという名前が引き継がれています。したがって、例えば次にオスのカナダカワウソがやってくるなら、恐らくカンタ(三代目)になるものと思われます。

カエデちゃんに夢中で全体の写真を撮るのをすっかり忘れてしまっていたのですが、放飼場は大きく高低差が設けられており、低い部分は夏にはプールになっています。冬期は水が抜かれ、雪が積もった状態になっており、時折カエデちゃんが様子を見に来てくれます。

冬は換毛の影響もあってか、毛の密度が高いのも特徴的ですが、それ以上に目立つのが大きな鼻。栗、あるいはスペードマークのようです。立派なヒゲも生え揃っていて、貫禄を感じさせます。他のカワウソには換毛はあるのでしょうか? 次の勉強会までに纏められたら発表してみたいと思います。

餌やりの時間では、渡してある丸太を渡る姿も見ることができました。時折バランスを崩しながらも、丸太の上に置かれた魚をうまく食べていました。

初めての長距離遠征でしたが、このように無事に終えることができました。会員のうち有志は市内のホテルに宿泊し、2日目もカナダカワウソを観察しました。また、今回の遠征にあたって、多くの方々にお世話になりました。心より感謝申し上げます。

次回の遠征は29日、多摩動物公園への中距離遠征を予定しております!

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